デジタル導入!のその後
今回の作品から、かなりの割合でデジタル作業に切り替えた漫画作り。
頑張ってますよ~。液タブでのペン入れ!
よおおおおおおおおおやく、分かってきたかな~。
液タブに直接描くこと自体は1時間も描けばすぐに慣れたのですが、
何が大変って、ペン先の設定に手間取りました。
なにしろアナログ原稿での15年の歴史ありきですからね~。
「この太さ!この入り!この抜き!」
ってのがどうしてもあるんですよね。
私は金の丸ペンで描き続けてきたので、細いんだけどしなやかな線がマストなんです。
それが再現できるまでに時間がかかった~・・・。
描いてはプリントアウトし、描いてはプリントアウトし・・・。
結局、入稿もデジタルで、読むのもデジタルなんだから、プリントアウトする意味が良くわかんないんですけど。
でもそうしないと、なにが基準だか分かんなくなるんです。
そして描き始めて3日目にして、とうとうアナログ原稿を再現できるペンの設定にたどり着きました。
これが分かればね、デジタルの方が最終的には断然きれいですからね。
はぁ~、ホッとした~。
設備投資、結構かかってますから、
「やっぱアナログの方が良かった」
じゃ、済まされないんです!
液タブだけでなく、パソコンチェアも見事に壊れ、目が疲れるのでブルー光線カットのPCメガネも必要になり・・・。
そんなわけで、明日からはガンガン描き進めていきますよ!
・・・と、思ったのだけど、ひとつ気になることが・・・。
デジタルで描くとね、拡大して描けちゃうんです。そうすると原寸では気にならなかった部分が気になってきて、妙に細かいところまで描き込んじゃうんです。
これ、良くないな~。絶対良くない。
結局どんどん細かい絵になっちゃって、全然時短にならないって罠にはまりそう・・・。
見切りを付ける勇気が、以前にも増して必要になりますね。
最近のコメント