コネって・・・?
ここ数日、吉本興業の芸人さんたちの闇営業問題が大きな話題となっていますが・・・。
すでに契約解除となった入江さんの「コネ」についてちょっと思ったことがありました。
何でもそうですけど、結局世の中完全に公平ということはないんですよね。
お得意様や顔見知りにはオマケをする、なんて商売の世界では昔から当たり前だし。
そういうサービスやお得感を求めて足繁くそのお店に通うってことも、客としての楽しみだったりするわけで、私たちもその「コネ」というグレーなものを多少なりとも享受してきた側だと思うわけです。
とはいえ、いくら「常連」とか「お得意様」と呼ばれる関係になったとしても、何もかもがなぁなぁになってしまうのは私は好きではありません。
そこに「お金」や「立場」が介在するのであれば、そこは節度を保ちたいと思ってしまいます。
そういう意味では私はお堅い人間なんだと思います。
だからこそ、そういう節度のラインが近い人とはすごく気が合うんですよね。
それともう一つ、「コネ」は何もお金が介在する関係だけではありません。
先日、ある自治会の会長さんとご一緒する機会がありました。
生まれ育った(であろう)わが地域をよりよくしていこうという熱意に頭が下がる一方で、役所の若い職員や、外から来た(であろう)人たちに、「○○さんをなんで連れてこないの?あの人が全部知ってるよ!」とか「○○さんに今度俺が直接話をつけてやる」とか大声でまくし立てる姿に、かな~り引きました。
「俺が行けば無理が通る、俺の知り合いじゃないと話にならん」
という態度は、例えそれが公共の利益のためと言われても、受け手の意識一つでパワハラにもなり得る・・・ということをご本人は夢にも思わないんだろうな、と感じました。
コネはつまり「情に訴える」ことでもあります。
本当は良くないけどあの人だからやってあげよう、あの人だから許そう・・・そういうさじ加減は本当にバランス感覚が必要で、享受する側は得てしてだんだんその要求がエスカレートしていくものでもあるのです。
でも、このところのSNSの普及で、証拠となる写真や動画を誰もが撮影できて、匿名でアップできてしまう時代になりました。
これまでは顔が見える人間関係の中で「ノー!」が言えなかった人たちが、言える時代になってきたんです。
黒に近いグレーは容赦なく糾弾する社会の風潮も相まって、バランス感覚を欠いた人たちは今後大きなしっぺ返しを食らう可能性もできてきました。
これを「いろいろ難しい時代になった」と嘆く方もいるかもしれませんが・・・。
コネなんてどこにもない私からすれば、まぁ、そのうち良い塩梅のところに落ちつくかな、ぐらいの感じで静観してます(^^)
でも「アメトーク」は好きな番組だったのにな~・・・それだけが残念!(T_T)
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