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2018年7月3日

「平成家族」に載せていただきました

7月2日、朝日新聞デジタルとYahoo!の共同配信記事の中で、マザーズペンクラブの活動に触れていただきました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180702-00010000-asahit-soci

コメント欄には様々なご意見、ご感想が書き込まれ、やはり妊娠・出産の話題はとても身近なのだなと感じました。

一つ気になったのは「こんな話あるわけない」「聞いたこともない」というコメントがちらほらあったこと。

私は実際、40人を超える女性たちと深くお話しさせていただきましたが、「あります」とハッキリ言わせていただきます。

ライターさんが「格差」というセンセーショナルな言葉を選んだことについては色々ご意見があるかと思いますが、内容については誠実な取材だと感じました。

確かに、面と向かって相手の出産についてとやかく言う人は非常識だ、と、誰もが思うことでしょう。そんな人はここ数年で確実に減ったと私も感じています。

そして帝王切開は楽な出産ではないこと、痛みを感じるほど母性が強くなるというのは迷信だということも、かなり広まったと思います。

また、「コウノドリ」が流行った結果、男性もずいぶん知識を得たと思います。

妊娠・出産は全て奇跡の連続で、その経過や分娩方法より、母子ともに無事なことに感謝し、産まれて来た子供に最大の愛情を注ぐべし・・・!

そんな当たり前のことが、やっと日本の常識として(表面的にでも)広まった気がしています。

ただ、こうした正論が急速に広まった結果、「そんな当たり前のことを実感できない自分」という、自分自身を責める気持ちが取り残されつつあります。

バースレビュー・カフェの参加者にはこんなことをいう方が多くいます。

「誰も私を責めたりしないし、「大変だったね」と労ってくれる。なのに、私だけは納得がいってない。どうして私はこうなってしまったのか、みんなが優しく接してくれても心の中では違うことを思っているんだろうって疑ってしまう。そんな自分がイヤでしょうがない。」

そうやって涙を流す女性は「弱い」のでしょうか、「贅沢」なのでしょうか。

日本はこれまで長い長い時間、自然分娩が「普通分娩」とされてきた国です。

「痛みを乗り越えてこそ・・・」という考え方を、心のどこかで捨てきれない女性はまだまだたくさんいるのです。

また、出産スタイルだけの問題ではありません。

切迫流産や切迫早産で入院などすることになれば、「自分が無理をしすぎたからだ」とか「私がもっと気をつけていれば」と自分を責める女性はたくさんいます。

いくら「医学的に誰にでも起こりうることで、あなたのせいではない。」と言われたとしてもです。

そして同じ女性でも「そんな風に思う方がおかしい」「似たような経験をしたけど私はなんとも思わなかった」とおっしゃる方もいるようです。

でもそれは、それぞれが生きてきた環境が大きく影響します。

同じ経験をしても、どう捉えるかは千差万別で、「そう思うなんておかしい」とは、誰にも言う権利はないのです。

★★★

今朝、サッカーW杯で日本がベルギーに負けました。

あの試合を見て「惜しかった!よく頑張った!」と褒める人もいれば、「勝てた試合なのに」と責める人もいるでしょう。選手の中にも「やり切った」と思える人と悔いが残った人がいるはずです。

同じ経験でも、思うことは人それぞれ・・・正解はありません。

「世の中の正論とは違うことを思ってしまう自分」

「分かっているのになかなか割り切れない自分」

そんな風に、自分を責める必要はありません。

もし、「平成家族」を読んで、そしてこの記事を読んで「これってわたしのことかも」と思った方、是非バースレビュー・カフェにいらしてくださいね。

「自分だけじゃなかった」と、きっと思ってもらえると思いますshine

美味しいデカフェコーヒーを用意して、お待ちしています。

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