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2014年6月16日

ラブ・アメリカン!Vol.6-「番外編・(株)貧困大国アメリカ」

昨日読み終えたこの本。

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アメリカに行く前に読まなくて良かった~!

いや、アメリカに行く前だったら、いくら売れている本だとしても手に取らなかったでしょうけど。

夫のタカが先に読んで「面白かった」ということで私も読みましたが・・・。

今、こうしてアメリカ生活を終えて読んでこそ、現地で感じた様々な「?」な出来事、一つ一つは些細な出来事だけれど、それが表すものは何だったのか・・・が、まるで答え合わせをしていくように読み進められる本でした。

や、正直、本の内容も難しすぎて、「?」な場所も沢山合ったんですけどネ。

私が一番納得がいったのは、食品の「オーガニック」表示。

安売りスーパーでも「オーガニック」だの「オールナチュラル」だのって表示の肉や野菜がそこまで高い値段でなく手に入る不思議。

「オーガニック」表示が信用できない・・・と肌で感じていたので、この本を読んでつくづく納得です。

卵もそう。

「フリーゲージ」ってパッケージに書いてある卵が山積みされているのを見て、「ホントかよ!」って突っ込み入れてましたもん。

だよね、そうだよね、高級スーパー「ホールフーズ」だって、怪しいよね。

じゃ、どこで何を買って何を食べれば良いの?ってなっちゃうんでね、行く前に読まなくて良かった~!ってことです。

そして、高級住宅街のすぐ裏にあった、貧困層の世界についての記述。

なぜこの国はこんなに格差があるのか。

アメリカは「医療も教育も、お金で買う国である」と、アメリカで会った日本人が皆、口をそろえて言っていた、その訳、その仕組み。

そうか、だから日本のTPP導入に反対していたのか!

遅ればせながら少し理解できました。

とはいえ、この本自体にも、データの恣意的な解釈などの反論や指摘があるようなので、全面的に信じるに足るのかは分かりませんが・・・。

けれど、私はこういう話になったとき、必ず思い出す出来事があります。

日本人2人と台湾人の、計3人で、スタバでおしゃべりしていたときのこと。

台湾人の子は母国で英語の先生をしていたので、私たちは英語を教わる、という名目で、たわいないおしゃべりに花を咲かせていました。

すると、隣に座っていた50代始めぐらい(?)の女性が

「英語が母国語ではないようだけど、アメリカで子育てをしているなんて本当にすごいわね。私は英語しか話せないから、違う国に行って違う言語で頑張っているあなたたちは素晴らしいわ。自分を誇りに思うべきよ」

と、優しく話しかけてくれました。

で、台湾人の子のおかげでどんどん話が展開し、気がつくと政治の話に・・・。

この時点で、私の英語力では全くついて行けないレベルの会話になっていたけれど、

「オバマ政権になり、良いことは一つもなかった。一度脱落したものはこの国では二度と這い上がれない。私はそうならないために、今必死に仕事を探しているけど、とにかく仕事がない。この国は今、本当に大変な危機を迎えている」ということを言っていた(と思う)

その姿はなんというか・・・

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浮かれ気分でアメリカの上っ面だけを見て帰る日本人(私)にとって、

「この国は、やっぱりやばいぞ」と思わせるには十分な出来事でした。

そして彼女は最後に悲しそう笑ってにこう言いました。

「私のつまらない話を聞いてくれてありがとう。」

「貧困大国アメリカ」は全部で3冊あるようです。

帰国した皆さんにオススメです。

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