最近のトラックバック

baner

« 2014年4月4日 | トップページ | 2014年4月9日 »

2014年4月6日

まじめなアメリカ&日本考②

ちゃちゃっと行きます!

次は育児についてです。

アメリカでは、日本のニュースをネットでよく見ていました。

そのとき話題に出ていたのは「ベビーカー論争」です。

混雑した電車にベビーカーを乗せるのは非常識か、はたまた、非常識だと怒る側が非常識か・・・。

正直、ため息が出ました。

小さい・・・あまりにも、いろんなコトが小さい・・・。

とはいえ、子供、とくに乳幼児を連れて外出する、というのは、一昔前の人から見ると

「子供が小さいうちは、親は我慢して子供に合わせて生活するものよ~」

と一蹴されてしまいそうですし、その考え方自体、ある意味正しいとも言えます。

子供が小さいうちは、わざわざ大人の買い物に引っ張り回して「静かにしていなさい」というのは、確かに「?」ではあります。

でも、①で言ったように、大人たちは日常生活ですでにストレス満タン!なこの日本。

「じゃあ、私たち俺たちは、どこにも出かけちゃ行けないわけ?」

となりますよね。

しかも、車でどこか行こうと思っても、渋滞、渋滞、また渋滞・・・。

休日だけじゃなく、働くお母さんがやむを得ずベビーカーで電車に乗ることもあるだろうし、

検診や病院に行くことだってあるはずです。

でも、毎日通勤電車でストレスに耐えまくっているサラリーマンにとっては、子供の泣き声は不快だし、ベビーカーの大きさも邪魔に感じるのは、人間として仕方のないことだとも思います。

どちらも悪くない。たぶん、誰しも分かっているはずです。

単純に考えて、日本の国土がもっと広く、都心部に機能が集中しすぎずにいたら、こんなことは起きないわけです。

アメリカでは(大都市を除く)どこへ行くのもだいたい車でしたし、電車を使っても、日本のような大混雑はありませんでした。

スーパーの通路も広々、駐車場もスカスカ、駅のホームもがらんとしていて、たいていの人が小さな子供を見るとニコッとほほえんでくれます。

「子供、ウェルカム!」

その雰囲気があるだけで、育児中の親たちのストレスがどれほど軽減されるか!!!

空間に余裕がある、ということは人の心にも必ず余裕を生むのです。

それから、多民族が当たり前のように暮らすアメリカでは、子供同士の比較が容易ではありませんでした。

「うちの子もうすぐ3歳なのに体が小さくて・・・」

という悩みがあったとしても、あまりにもいろんな子がいるので、だんだんどうでも良くなってきます。

それが民族や人種の違いによるものなのか、文化、宗教の違いによるものか、そして純粋に個体差なのか、正直何が理由か全く分からないけれど、同じ物差しで測れない人ばかりなので、

「比較しよう」

と思うことがばかばかしくさえなってくるのです。

なっちゃんが学校に行くスクールバスの乗り場は、

インド人5人、アジア人2人、アフリカン2人という構成でした。

どの子も、その子なりの体格で、服装で、髪型で、笑顔で・・・それ以上でもそれ以下でもなく、普通にそこに集まっていました。

そういう場に行くと「世界は広いな、いろんな人種・民族がいるな、うちの子もこれでいいんだ」と、自然と思えるようになります。

それが日本に帰ってきたとたん、いろんなことが目につき、気になります。

保育園のお友達に再会すれば

「同年齢の子はもうみんな自転車に乗れているのに、なっちゃは乗れないゾ」とか

「うちのこのランドセルは赤で良かったのかしら」とか

しまいには

「入学式って、親は何を着ていくの?このスーツじゃ浮く?」

なんて、友達に相談しちゃったりね。

人種や民族、文化の違いという言い訳ができない分、もう、どっぷりすべてが「比較」の材料なこの日本・・・く、苦しい・・・。

こんな環境で、どうやって「伸び伸び個性を育てよう!」なんてできるんでしょうかね。

第一、親自身が「空気を読む」とか「読まない」とかで苦しめられているのに。

みんなが同じ方向を向きながら、ほんのちょっとだけ個性を出す・・・という日本式個性。

高校生が一生懸命、校則に引っかからない程度に制服をアレンジするような、そんな感じが、なんだか、ねぇ。

アメリカの、人があんまり住んでない真ん中あたりを切り取って、日本にくっつけられないかしら。さもなくば、過疎化した村に、東京の企業をどんどん振り分けて行くとかね。

この苦しさを受け入れて、この競争社会を是としながらそこに乗っていくべきか、考えどころです。

もう、むしろ逃げた方がいいんじゃないか・・・、そう、思ってしまう自分を、誰か引き留めてくれ~!

次回は日本のここが素晴らしい!です!

まじめなアメリカ&日本考①

まじめ~な文章です。

日本に帰国して1ヶ月。

この間に感じた様々なことをどうしても今、残しておかねば!と言う気持ちから、自分のために文書にしてみます。

苦手な方はどうぞスル~してくださいね~。

で、本題。正直、今ちょっと頭が混乱気味です。

だっっって、アメリカの生活と日本の生活が全然違うんだもの~!

日本で感じるストレスのだいたいは、

「日本の国土が狭い」

「いろんな機能が都市部に一極集中しすぎ」

「(ほぼ)単一民族の国家」

いうことに起因すると思います。

べつにこれは目新しい視点でも何でもなくて、きっとどこかのエライ人とか評論家も言ってるんでしょうが、アメリカで生活してみて本当に肌で感じました。

例えば・・・うちの家族の休日を例にとります。

アメリカの休日

車で1時間の農場で果物狩り。農場経営のレストランでランチをして、大型スーパーで買い物。帰宅したらまだ明るかったので、アパート内のプールで1時間だけスイミング。

日本(東京)の休日

車で1時間・・・の予定のはずが渋滞に巻き込まれて2時間半かかってアウトレットモールに到着。駐車場が満車でさらに30分待ち。ランチをレストランで・・・と思っていたら長蛇の列に子供たちが我慢できず、コンビニでおにぎり購入。帰宅ラッシュに巻き込まれないうちにと早々に帰路につくも、事故渋滞・・・。帰宅は結局夜になっていまい、残り物で夕食。

ふ~・・・。なぜこんなことになるんでしょうね。

もちろん、電車を使えば話はまた変わってきますが、子供が小さいうちは電車で行楽というのもなかなか大変なんです。

「ここに行こう」「これをしよう」

と、思い立ったとき、日本では必ず「混むだろうな~」が最初に頭に思い浮かびます。

私は人混みに子連れで行く勇気がないので、たいていのことはこの時点であきらめます。

アメリカでは、それがない。

あきらめる必要がない!!!

車のナビが示す到着時間より、たいてい2~3分早く到着します。

どこにも広大な駐車場があり、NYとかの都市部以外は、遊園地でもショッピングモールでも、ほどほどの混み具合です。

予定していたことが予定通りにすすむ、またはそれ以上のことができる。

そだけで、本当にびっくりするほどストレスが減るんです!!!

行楽だけではありません。

うちは「ザ・東京」みたいなところに住んでいるので、道路は狭く、一方通行だらけ。

子供の保育園の送り迎えは、結局自転車が1番ということになります。

でも、雨の日は大変!そして危険!!!

こっそり車で行こうにも、本当に路地の間の保育園なので、駐車スペースもなく、バスに乗っても、降りてからの距離が結構あります。

そうすると、徒歩でも、バスでも、時間通りに保育園に到着するにはいつもより30分は早く家を出る必要があります。

生活すべてにおいて、「前持った準備・覚悟」が必要になる東京暮らし。

「東京はもういやだ~!!!田舎に引っ越したい~!!!」

と、常々私は言っているのですが、夫の勤務先はこれまた「ザ・東京」な場所な訳です。

できるだけ通勤に便利な場所に住みたいのは当たり前。

そうすると、そうそう首都圏を離れるわけに行きません。

この「逃れられない運命感・閉塞感」からくるストレスというのは絶大です。

夫はアメリカで車通勤をしていたのですが

「朝、電車に乗って会社に行くことがどれだけストレスだったか初めて分かった」と言いました。

つらいな~と思いながらも、それを思考から消してただ通勤するのみ・・・という姿勢を保つ以外、都市部に通勤するサラリーマンたちの道はないわけですね。

そしてその家族もしかり。

だから、マンガやゲームやアイドルが日本には不可欠なんじゃないでしょうか。

現実だけで生きて行くのがキツすぎる。

生活の中に、「虚構」が必要!

私は正直、アメリカにいるとき、マンガの必要性を全然感じませんでした。

渡米前にはまっていた韓流ドラマもお休みしていました。

虚構より現実が面白かったからに他ありません。

本来はみんな「現実の世界を楽しむ」べきものなのだと、気づいてしまった今・・・

さて、どうしましょうね、私。

次回は「アメリカでの子育て」を考えます。

« 2014年4月4日 | トップページ | 2014年4月9日 »